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Intel 82801 ( リダイレクト:I/O コントローラー・ハブ ) : ウィキペディア日本語版
I/O コントローラー・ハブ[あいおーこんとろーらーはぶ]
I/Oコントローラー・ハブ (I/O Controller Hub, ICH)は、マザーボード上のチップセット内でサウスブリッジとして使用されるインテル集積回路の開発コードネームである。正規の製品シリーズ型番はIntel 82801である。インテル・ハブ・アーキテクチャにおいて、他のサウスブリッジと同様に、ICHは周辺デバイスを接続し制御するために使用される。
本項では節の名称に、ICHそれぞれの開発コードネームを用いる。
== ICH ==
ICHの最初のバージョンは、ノースブリッジであるIntel 810とともに用いるサウスブリッジとして1999年6月に発表された。前身のPIIXが、133 MB/sのPCIバスでノースブリッジと接続していたのに対して、ICHは8ビット幅、266 MB/sの独自のインタフェース(インテルは''ハブ・インタフェース''と呼んでいる)でノースブリッジと接続した。
ハブ・インタフェースは、マザーボード上の異なる部品を接続するための、ポイント・ツー・ポイント接続であった。もう1つの設計上の決定は、マザーボード上でのノースブリッジ・サウスブリッジの固着した配置を、星型に置き換えることであった。
このICH発表以降、インテルは「ハブ」という用語を他でも使用するようになった。結果として、ノースブリッジのうちICH(世代やモデルを問わず)と組み合わされるものはメモリー・コントローラー・ハブ(Memory Controller Hub, MCH)、統合グラフィックスをもつものはGraphics and Memory Controller Hub(GMCH)となった。
その他のICHの特徴:
* PCI Rev 2.2に準拠し、33 MHzのPCIの動作をサポート
* ACPIをサポート
* Ultra ATAをサポートする、統合されたIDEコントローラ
* I2Cデバイスのサポートを含む、SMBus
* AC'97 2.1準拠
* LPCバスインタフェース
* Audio and Modem Riserのサポート
ICHは2つのモデルで登場した: 〔http://developer.intel.com/design/chipsets/datashts/29065503.pdf〕
* 82801AA (ICH) - Ultra ATA/66サポート、6 PCIスロット、Alert on LANをサポート
* 82801AB (ICH0) - Ultra ATA/33サポート、4 PCIスロット、Alert on LANは非サポート

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「I/O コントローラー・ハブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 I/O Controller Hub 」があります。




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